【もしもシリーズ】魔法使い。性格ぜんぶ出ちゃう魔法使い達…。

4つの性格が織りなす、ちょっと不思議な魔法学園の物語。

ちょっぴりファンタジーで、でもクスッと笑える物語。

舞台は、世界中から魔法使いの卵が集まる名門・ブラッドタイプ魔法学園。

A型・B型・O型・AB型、それぞれの個性を持った4人の生徒たちが、日々魔法を学びながら繰り広げるゆるっと騒がしい日常とは!?

登場人物:ブラッドタイプ魔法学園の4人組

● A型:『呪文マスター・アーネスト』

真面目で努力家。呪文を一語一句ミスなく覚えるのが得意。図書室に住んでいるレベル。

● B型:『創造魔法士・ビビ』

ひらめきで魔法を使う天才肌。ルール無視しがち。自由奔放で魔法実験室の常連。

● O型:『炎の精霊使い・オズ』

元気と情熱で魔法をねじ伏せる熱血タイプ。友達が多く、魔法よりも人望が武器。

● AB型:『異端の予言者・アベル』

理論と直感を融合する天才型。未来予知や精神魔法が得意。やや宇宙人っぽい。

第1章 開校式のドタバタ歓迎魔法バトル

新学期、魔法学園の大講堂では、新入生歓迎の魔法バトルイベントが開かれていた。

「この呪文は順番が大事なんだ。よし、唱えるぞ……!」
「あっ、ねえアーネスト、その呪文、語尾変えたら花火になるよ!やってみようよ!」
「え!?ダメだ、それは教本に載ってない!」
「花火!?おーし、やるしかないな!」
「……予言する。今ここに、大爆発が起こる」

数秒後、空に巨大なハート型の炎が打ち上がった。拍手喝采。だが床は焦げ、先生はブチギレ。

第2章:図書室 vs 魔法実験室の静と動

アーネストは今日も図書室で分厚い魔導書とにらめっこ。隣の席にビビがドカッと座る。

「ねぇ見て!無音で爆発する魔法、開発したんだ!図書室でもOKでしょ?」
「爆発の時点でNGだよ!!」
「音がしないなら、記録には残らない。興味深いな」
「なに?無音爆発?うちの寮でやっていい?」

静寂のはずの図書室が、なぜか日替わりで賑やかになる今日この頃。

第3章:魔法試験は性格バレバレ!?

魔法学園では年に1回、実技試験が行われる。今回のテーマは「空中移動魔法」。

「高度の安定、呪文の速度、全部チェック済み。いける!」
「私は風と一体になる感じで〜ふわ〜っと!」
「飛びながら火の輪くぐったらカッコよくない?」
「空を飛ぶ意味…それは地上の因果からの解放……」

結果:アーネストは完璧に飛ぶが堅苦しい。ビビは途中でクルクル回りすぎて酔う。オズは派手に炎を出して減点。アベルは浮きすぎて試験官の視界から消えた。

第4章:友情とケンカと、たまに爆発

ある日、ビビとアーネストが魔法の解釈で大激突。

「ルール通りにやるだけじゃ面白くないじゃん!」
「でも安全第一だろ!魔法は危険なんだぞ!」
「まぁまぁ、どっちもすごいんだから!」
「……人間というのは、感情の爆発でしか成長できない生き物だ」

結局、みんなで謝って仲直り。最後はオズが焼いたクッキーを囲んで談笑。なお、クッキーは少し焦げていた。

エピローグ:今日も学園はにぎやかです

夕暮れの学園。

A型は本を閉じ、B型は爆発を見守り、O型は笑いながら後片付け、AB型は月を見ながら詩を書いている。

性格も魔法もバラバラ。でも、なんだかんだでチームワークはバツグン。

明日もきっと、ちょっと危なっかしくて、でも楽しい魔法学園ライフが続いていく。

あなたはどの魔法使いタイプ?

A型・B型・O型・AB型、あなたならどんな魔法スタイルで過ごしていそう?

コメントで教えてくれたら嬉しいです!

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